
唐草カービング講座 初級編【第2回】打刻の練習
●使用した工具
べベラ(B701)
ペアシェーダー(P213)
カモフラージュ(C431)
バックグラウンド(A104)
▼説明動画はこちら▼ ※音が出ますので音量にご注意ください
〜目次〜
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(1)刻印の持ち方
親指・人差し指、中指で刻印をおさえ薬指と小指は下につけて支える

(2)刻印/べベラの練習(直線)
1.刻印を少し浮かせた状態でリズムよく打つ

2.打った反動で刻印が浮くので浮いた時に手前に動かす

3.1回ずつ止めて浮かしながらやると、べベラを打ったあとの線が残ってしまう


4.薬指と小指で刻印を支えていないと刻印が深く入ったり、手がぶれたりするので注意

5.もし打ちあとがガタついていたら戻りながら打ち直そう

(3)刻印/べベラの練習(曲線)
1.太い部分は強くたたいて深く細い部分は弱く叩いて浅くする

2.カットがフェードアウトのところは刻印も力を弱めていきフェードアウト

3.刻印の幅を変化させられるように何度も練習しましょう

(4)刻印/ペアシェーダーの練習
1.カットした両サイドにかぶらないよう線の中央に刻印を打つ

2.下に向かって弱く刻印をずらしながら打つ

3.刻印を少し傾けて打つと外のラインが強調できる

4.中央を均等にへこませたい場合は前後の傾きに注意しながら打つ

5.何度も打っていると革が平らになってしまうのでなるべく打つ回数が少ないほうがよい

(5)刻印/カモフラージュの練習
1.刻印を傾け、端をカットラインに合わせる

2.絵柄の半分が出るように打つ
アドバイス>>刻印を打ち直すときは絵柄をぴったり合わせよう

3.一度止めてからまた再開すると、隙間や角度がずれやすい

4.反対の図柄の場合、角度などの感覚が違うので何度も端革で練習しましょう
アドバイス>>慣れていない反対の図柄は特に練習が必要です

(6)刻印/バックグラウンドの練習
1.角にしっかりあわせてから打つ

2.カットがきれいに入っていれば刻印のコントラストがしっかり見える
