【オンライン教室】
技法アラカルトコース(第1回 カードケースを作ろう)
レザークラフト初心者のための<技法アラカルトコース>第一弾!
キットを使って、レザークラフトの基本を習得していきましょう。
★習得したいスキル:コバ処理、金具付け、手縫い
●使用するキット
たっぷりカードケースキット 全6色 7.5x11cm
●使用した工具
※これ以外にもいくつか種類があります。お好みで選んでご使用ください。
▼説明動画はこちら▼ ※音楽が流れます。音量にご注意ください。
〜目次〜
|
スポンジで革を濡らす
打ち棒をしっかり持ち 木槌で打つ
打ち棒を軽く持ってしまうと、手元がぶれてしまうので注意
注意>>水を含んだ革はやわらかく爪の跡でも残ってしまうので気をつけましょう!
定規をあて 鉄筆などで軽く線を引く
G564を線にあわせて打つ
アドバイス>>めやす線に刻印をきれいに合わせていけば見えにくくなるので気になりません!
O22を間に打つ
(2)刻印
革を全体的に濡らす
端から25?に刻印用の線を引く(両端)
前面になる片方だけヘラ付きヘリ磨きであとをつける(3?)
練習の通りに、線にあわせてG564・O22を打つ
アドバイス>>手縫い用の3?になるべくかぶらないように最後の刻印の位置を少し調整する
ドライヤーで乾かす
(3)仕上げ剤を散布する
レザーライトスプレーを表面に散布する
注意>>ニオイが強いので野外での作業をオススメします!※革に匂いは残りません
〜5分後〜
(4)金具付け−1
型紙を合わせて鉄筆であとをつける
ハトメ抜き8号で穴をあける
(5)コバ磨き−1
直角になっている方のトコ面(赤い線)をトコノールで磨く
アドバイス>>ヘラ付きヘリ磨きやエッジスリッカー、薄い革なら綿布でも磨けます
はみ出たトコノールは綿布で拭きましょう
(6)金具付け−2
帯革に型紙を合わせて鉄筆であとをつける
本体革に取り付ける方はハトメ抜き8号、反対側はハトメ抜き15号で穴をあける
両面カシメを仮でつける
打ち台を裏返し、カシメ打ち小で打ち込む
アドバイス>>斜めに打つと金具が曲がってしまうのでまっすぐ打ちましょう
バネホックをセットし、ホック打ち中(凹)で打ち込む
(7)革を貼り付ける
内側の革をエルスーパーボンドでつける
アドバイス>>エルスーパーボンドは革の両面に塗って使用するので本体革に印をつけておきましょう
ヘラにボンドをつけ3?〜4?巾で塗る
注意>>たくさんつけると革の間にボンドの層ができてしまうので薄く塗りましょう!
本体革は印をつけたところから塗ります
ボンドが乾いたら重ねて貼り付ける
アドバイス>>エルスーパーボンドは粘着力が強いので端をしっかり合わせて貼りましょう
(8)縫い穴をあける
ヘラ付きヘリ磨き(3?)で菱目打ち用の線をつける
菱目打ち4本目で打つ
次に打つときは最初の目を前に打った最後の穴に合わせて幅を保つようにする
アドバイス>>角を打つときに線を越えて打たないように注意!
1本目・2本目を使うか、手前の穴に重ねて打つようにしましょう
(9)全周を縫う
ポリエステルボンド糸(縫う外周×3.5〜4)を測って切る
アドバイス>>革が厚い場合は少し長めに切りましょう
糸にロウをひく
手縫い用針に糸を通す
左側が表になるようにセットする
糸がちょうど半分になるように調節する
表面から針を刺し裏面方向で針を十字に置く
小指で糸を引き逆の針を同じ穴に通す
アドバイス>>最後はグッと引き締めましょう
最後まで縫えたら、最初の縫い穴にも同じように針を通しひと目だけ重ねて縫う
表側の針を次の穴に入れる
電気ペンで先を少し残してカットする
残した糸の先を少し溶かし 指で押さえて固める
アドバイス>>電気ペンがない場合はライターでも可能です!
(10)金具付け−3
打ち台に表側のバネホックを置き、裏側のバネホックを帯革にセットする
ホック打ち中(凸)で打ち込む
注意>>バネホックが回るようだと弱いので打ち直しましょう
(11)コバ磨き−2
トコノールをつけ全周を磨く
アドバイス>>最初に表面に仕上げ剤を使ったので多少はみ出してしまってもシミになりにくいです
付属品のカードケースを入れて完成