目次
01 デザインホックについて02 バネホック大での取り付け方
03 ジャンパーホックでの両面使いについて
04 ジャンパーホック極小・小での取り付け方
05 ジャンパーホック大での取り付け方
◇ 片面使いの取り付け方
◆ 両面使いの取り付け方
06 飾りとしてつけたり、カシメとして使用する方法
01 デザインホックについて
デザインホック…ホックの頭にデザインが入っているものです。
ホックは頭側と下側(凹凸)のパーツを組み合わせて使用しますが、頭のみで販売しているデザインホックは、
対応のホック(頭なし3点セット)と組み合わせて使用します。
現在販売しているデザインホック(頭のみの商品)は、基本的に軸軽と軸長は同じなので、
使用可能な革の厚みや対応可能な金具も同じです。(道具は、組み合わせるホックによって選びます)
※革の厚みに関しては、デザインホックの構造によって若干差があります。
打ち止める時の注意点として、トップの変形・当たりや傷ができてしまうことがあります。
デザインホックのサイズは10〜19mmと幅があります。15mm以下は万能打ち台のいずれかの穴に対応するため、
基本的にはその穴に合わせます。
(15mmでもデザインによってはホックが一回り大きいため合わないものもあります)
合う穴がないもの、また17mm以上は万能打ち台のフラット面で打ちます。
ハイエッジやハイドーム、フラットホックなども打ち台の穴とアーチが異なるのでフラット面で打つのが
おすすめです。フラット面で打つ場合は変形やデザインの潰れが起きやすいので注意が必要です。
あまり強く打ちすぎないことと、薄い革などを敷いてあたりを緩衝します。
02 バネホック大での取り付け方
頭(デザインホック)、バネ、ダボ、足という4つのパーツを2つずつ組み合わせて使用します。
・使用する工具
打ち具(ホック打ち大など)、穴あけ用のハトメ抜き(18号・8号)、打ち台(万能打ち台など)その他にゴム板、木槌等
・取り付け方
03 ジャンパーホックでの両面使いについて
ジャンパーホックはいずれのサイズも両面使いが可能です。
通常は 頭(デザインホック)、バネ、ゲンコ、ホソという4つのパーツを2つずつ組み合わせて使用します。
両面使いをする場合、ホソの代わりにデザインホックを使用しますが、 デザインホックの軸長は通常の足の長さより短いため、対応可能な革の厚みは下側は薄めになります。
04 ジャンパーホック極小・小での取り付け方(片面使い)
頭(デザインホック)、バネ、ゲンコ、ホソという4つのパーツを2つずつ組み合わせて使用します。
※写真では極小を取り付けています。
・使用する工具
打ち具(ジャンパーホック打ち極小#7070・小など)、穴あけ用のハトメ抜き(8号)、打ち台(万能打ち台など)その他にゴム板、木槌等
・取り付け方
05 ジャンパーホック大での取り付け方
・ワッシャーの組み合わせ方
デザインホックの軸径が本来のジャンパーホック大の頭より細いため、そのままでは固定できませんがワッシャーをかませることにより対応できます。
・ワッシャーの組み合わせ方は下の図を参考にしてください。(片面・両面それぞれあります)
◇片面使いの取り付け方
・使用する工具
打ち具(ジャンパーホック打ち極小#7070or小・ジャンパーホック打ち大)、穴あけ用のハトメ抜き(8号・12号)、打ち台(万能打ち台など)
その他にゴム板、木槌等
・取り付け方
◆両面使いの取り付け方
・使用する工具
打ち具(ジャンパーホック打ち極小#7070・小など)、穴あけ用のハトメ抜き(8号)、打ち台(万能打ち台など)その他にゴム板、木槌等
・取り付け方
06 飾りとしてつけたり、カシメとして使用する方法
ワッシャーの8mmと組みあわせることでデザインホックを飾りとして使ったりカシメ(革を2枚以上留める)と
して使うことができます。(裏は片面カシメのような見栄えになります)
カシメと比べて軸長が短いため、対応する厚みは薄めです。
・使用する工具
打ち具(ジャンパーホック打ち極小#7070・小など)、穴あけ用のハトメ抜き(8号)、打ち台(万能打ち台など)その他にゴム板、木槌等